フェラーリ初のEV「ルーチェ」公開。2026年は5つのニューモデルが控える攻めの一年に

Image by: Ferrari
フェラーリ初のフルエレクトリックモデル「ルーチェ(Luce)」が、2026年5月25日に公開された。イタリア語で「光」を意味する名を与えられた歴史的な一台であり、内燃機関の官能を宗教のように守ってきたマラネッロにとって、創業以来最大の転換点となる。
2026年に5つのニューモデル
注目すべきは、ルーチェが単発の実験ではないことだ。フェラーリは2026年中に5つのニューモデルの投入を計画していると報じられており、EVはそのうちの一つに過ぎない。V12もハイブリッドもEVも、すべてを並べて売る——電動化を「置き換え」ではなく「拡張」として扱う姿勢は、台数を絞る跳ね馬の商法と実はよく噛み合っている。
「光」と名づけた意味
エンジン音という最大の官能を失うEVに、フェラーリは「光」という名を与えた。音の代わりに何で官能を作るのか。その答えがデザインなのか、加速なのか、あるいはまったく別の何かなのか——詳細スペックと日本導入の続報を待って、改めて掘り下げたい。
編集部の視点
フェラーリの価値は、長らく「音」と分かちがたく結びついてきた。V12の咆哮が消えたとき、跳ね馬に何が残るのか——ルーチェが背負っているのは、性能競争ではなくアイデンティティの問題である。
その答えとして同社が用意したのが「光」という名だとすれば、狙いはおそらく視覚と造形だ。実車の佇まいがどこまで説得力を持つか。日本導入の続報とあわせて、本誌は続報を追う。
出典・参考
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