【GARAGE REPORT】ランボルギーニ100台が銀座を抜けた夜。Lamborghini Day Japanという熱量

Image by: Automobili Lamborghini
一夜だけ、東京がサンターガタ・ボロネーゼの色に染まった。アウトモビリ・ランボルギーニが開催した「Lamborghini Day Japan 2025」は、東京2020オリンピックのために整備された有明アーバンスポーツパークを舞台に、日本およびアジア太平洋地域から500名を超えるオーナー・メディア・ファンを集めた。
銀座を、100台で
圧巻だったのはパレードだ。臨海部の海の森公園をスタートし、歌舞伎座の前を通り、銀座を抜け、レインボーブリッジを渡って有明へ。100台を超えるランボルギーニが都市の景観のなかを連なって移動するという、およそ日本では成立しにくい光景が実現した。
ランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマンは、日本を「クラフツマンシップ、精度、デザインへの深い理解を持つ、ブランドにとって最も情熱的な市場のひとつ」と語っている。台数と熱量の両面で、それを裏づけた夜だった。
フェノメノ、アジア太平洋初披露
会場では2台の特別なモデルがアジア太平洋プレミアを迎えた。世界限定29台のフューオフ「フェノメノ」と、パーソナライズプログラムの頂点を示す「レヴエルト アド・ペルソナム」だ。
フェノメノのパワートレインは、835CVの自然吸気V12に3基の電気モーター(合計245CV)を組み合わせ、システム総出力1,080CV。0-100km/h加速2.4秒、最高速度350km/hという数字を持つ。ランボルギーニ史上最強のV12が、量産ではなく29台という枠のなかにだけ存在する——その事実が、この夜の会場の空気を決定づけていた。
編集部の視点
日本市場がスーパースポーツにとってどれだけ重要かは、こうしたイベントの規模に正直に表れる。100台のパレードが成立するということは、それだけの台数がこの国のガレージに実在し、オーナーが平日夜に集まる関係性を持っているということだ。カタログとスペックだけを追っていると見落とす、市場の実体がここにある。
なお会場に並んだ個体の仕上げは、アド・ペルソナムによるものを含めて実に多彩だった。本誌が好むマットのダーク系も、鮮烈なイエローやヴェルデも同じ列に並ぶ。選択肢の広さこそがこのブランドの資産である、と再確認させられた。
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