MANSORY、カリナン・ブラックバッジ用「Emperor Signature」を発表。漆黒の皇帝が更新される

· BLACKBASE編集部 · カスタム・チューナー
MANSORY、カリナン・ブラックバッジ用「Emperor Signature」を発表。漆黒の皇帝が更新される

Image by: MANSORY

MANSORYが2026年5月、ロールス・ロイス カリナン・ブラックバッジをベースにした新たなコンバージョンプログラム「Emperor Signature」を発表した。同社のカリナン向けメニューは「Linea d’Oro」など限定シリーズを重ねてきたが、今回はブラックバッジ——つまり“工場出荷時点で最も黒いカリナン”を素体に選んだところに意味がある。

ブラックバッジの上に、さらに黒を重ねる

Emperor Signatureは、MANSORYの代名詞であるフルカーボンのボディパネルを軸に、エンジンの出力向上までを含むトータルコンバージョンとして構成される。もともとクロームをダーク化したブラックバッジの意匠を、剥き出しのカーボン地でさらに沈めていく手法は、もはや「黒の多層塗り」と呼ぶべき領域だ。

賛否込みで、視線を独占する

MANSORYのワークは常に賛否を巻き起こす。しかしラグジュアリーカスタムの世界において、路上の視線を独占する力で同社の右に出る存在はいない。カリナンという「動く宮殿」に皇帝の名を与える大仰さも含めて、これがマンソリー流である。

編集部の視点

面白いのは、メーカー公式のカスタム(ブラックバッジ)の上に、チューナーのカスタムが重ねられている点だ。ロールス・ロイス側がすでに「意匠を沈める」方向で仕上げた車体に、MANSORYがさらにカーボンを重ねていく。抑制の美学と過剰の美学が、一台のなかで正面衝突している。

その衝突を悪趣味と見るか、ラグジュアリーカスタムの到達点と見るか。評価は割れるだろうが、路上での注目度という一点において、この分野で同社に並ぶ存在がいないことは確かだ。

※掲載内容は公開時点の情報です。価格・発売日・仕様等の最新情報は、出典元および各メーカー・インポーターの公式発表をご確認ください。

RELATED関連記事